この冬はネパール人デザイナーSapnaのオリジナルデザインのニットをご紹介させていただきます。私が大学生の頃、アルバイトで貯めたお金で一眼レフカメラと白黒フィルムをバッグパックに詰めて向かった国がネパール。今から約28年ほど前、若かりし頃の私が色々な意味でカルチャーショックを受けた国でもあります。その後もHemp雑貨やお洋服作りで足を運んでいた懐かしの国とまたこうして繋がることができてとても嬉しいです。
Maika’s Picksで選んだのは私も愛用している上質なヤクやカシミヤ作られたシンプルで可愛らしい手刺繍のアクセントが入ったあったかセーター。この冬も天然素材で心地よく、そして暖かくしてお過ごしください♪
※全て受注生産となります。オーダーいただいてから、一つ一つネパールにて製作いたします。お届けまで約2週間から4週間ほどかかります。(ホリデーシーズンはもう少し時間がかかる場合がございます。)
天然素材そのもののクオリティへのこだわりと、生産に関する考え方が私と近いSapna。優しい旦那様も彼女のお手伝いで先日、日本に来ていたのですが、なんと実はチベットのラマ(僧侶)だそう。このセーターを着ていたらご利益があったりして?!(笑)
母国ネパールを愛する彼女の手がけるブランド、コ・メンドの紹介はこちら:
コ・メンド
コ・メンドという名前は、ネパールやチベット原産の「コ・コ・メンド」という花に由来します。この花は、ネパールの先住民タマン族の言葉で「心の花」と呼ばれ、文化や生活に深く根付いています。透明な種子は儀式や祈り、重要な式典で使われ、招待状の装飾としても重宝されています。また、この種子には薬効があり、何世代にもわたり病気の治療に使用されてきました。さらに、シャーマンが人々を癒す際にも使われています。
品質へのこだわり
ネパールでは、カシミヤ生産者が増える中で、その本質が失われつつあります。無計画な大量生産や劣悪な繊維の使用により、カシミヤやヤク本来の柔らかさ、暖かさ、耐久性が損なわれた「カシミヤ風」「ヤク風」の商品が市場にあふれています。加工や織りの簡略化で質感が損なわれる一方、模造品の流入も増加し、多くの消費者が失望しているのが現状です。
こうした中、私たちはネパールの職人技術を大切に守り続けています。一つひとつの製品に、何世紀にもわたる伝統や歴史、そして細部へのこだわりを織り込んでいます。私たちのセーターは、真のクオリティと温かさを求める方々に、自信を持ってお届けできる逸品です。
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